人に教えることで物流を学ぶ 物流知識を教える

皆さんも多分ご経験があることと思います。その経験とは・・・。それは自分の学びに一番役立つこととして「人に教える」ということ。

自分があることを勉強しているときに、理解度をチェックするには人にそれを教えてみるということです。

きちんと理解してれば相手に伝えることは容易です。一方であいまいな理解度では正しい情報を伝えることは難しいでしょう。

そこで会社で物流を担当し始めたばかりの人にはこの方法がお勧めです。同僚でも後輩でも、あるいは先輩社員でもよいでしょう。

物流について教えてあげるのです。その過程を通して自分自身の理解度を振り返り、不足部分をさらに勉強するというステップを踏めばよいでしょう。

最初は基本知識で十分です。物流には5つの機能がありますが、その5つとは何なのかについて教えてあげるのです。

物流5機能といっても、物流に携わっていない人にとっては何のことかはわかりません。物流を学び始めた人もこの5つの意味合いについてすらすらと語ることは大変勉強になると思います。

そしてこの5つに加えて最近は「情報」も物流重要機能として位置付けられたことを語ることができればベターです。

どんどん学びが深くなっていくことは間違いありません。繰り返しになりますが、人に教える第一歩は物流知識についてです。

物流5機能や輸送契約の基本パターン、保管契約の基本パターンなど基本中の基本知識です。自分で物流知識を学び人に教える、また別の知識を学んで人に教える、これをとことん繰り返していくのです。

これができれば次のステップに進むことができます。それは物流改善の領域です。これについては次回お話をしていきたいと思います。