DXを学べる講師のご紹介

最近、私の身の回りでデジタル化が急速に進んだと感じます。私がよく行くファミリーレストランではお客様が自分でタブレットから注文を入力し、自動運搬ロボットが食事をテーブルに運んでくれるので、ウェイトレスさんの出番はほとんどなくなっています。あるいは先日マイナカードに健康保険証の登録をしましたが、これまでなら紙の用紙に記入してポストに投函してしばらく待つのが当たり前だった登録業務が、スマホを使ってその場で完結できるようになっていました。デジタル化はこれまでのアナログ時代の手続きを一気に簡素化し、自動化を促進し生産性向上を一気に実現します。

このように便利なデジタル化ですが、残念なことに中小の製造業においては、思うように進んでいないところを多く見かけます。これまでアナログのカイゼンで大きな成果を上げた会社でも、デジタルの知識や経験がないとできないと思い込んでチャレンジを諦めてしまうことがあるようです。しかし日常生活にスマホが定着していることや、若い人の持っているデジタルの活用能力を見てみると、経験が無いからと恐れる必要はなく、実際にはやればできるところにいることも事実です。

そこで今回は、日本カイゼンプロジェクト会員であり、デジタルを使ったカイゼンに力を入れている株式会社トランス・ニュー・テクノロジー社長の木村光範さんをお招きして、これから中小製造業がどのようにしてデジタル化を進めるべきかについてお話を伺いました。なぜ日本のデジタル化が遅れてしまったのかの解説から始まり、現在の日本の中小企業のデジタル化の実情、そしてこれから取るべき日本流のデジタル化へのアドバイスなどについてお話しいただきました。

どうぞご参考になさってください。お問い合わせは事務局までお願いします。

一般社団法人日本カイゼンプロジェクト
会長 柿内幸夫