スイスに出張で訪れていた時に、救急車が来たのでレンタカー(通訳が運転)を避けて救急車の車体を見ると電話番号が144となっていました。ドイツでは、救急車は112で警察が110であり、国によって違うのだと思い出し、世界の電話番号を調べてみることにしました。日本のように警察が110で、救急は119というのは、台湾、韓国の3か国だけでした。中国の警察は110で、救急は120です。
英国は警察も救急の999であり、米国やカナダは両者ともに911であるのは映画で何度も実は見ていたのですが、今回の調査で気づいたほど今まで気にしていなかったのです。ほとんどの国が3桁の番号ですが、フランスは警察が17で、救急が15の2桁です。フランスにも10年くらい通っていましたが、お世話になったこともなくまったく気にしませんでした。所違えば品変わるということわざ通りです。
小学校の頃の卓上でできる遊びに、正方形の薄い箱に16等分した15枚の数字があるコマを並べるゲームがありました。その名前は「スライダー」というもので、15パズルとも呼ばれていますが電源はもちろん不要です。久しぶりに並べ替えをしてみますと、800回も移動させてもあと1枚(2つのコマ)がどうにも順番に並ばず、とうとうギブアップとなりました。今ではパソコンで何回コマを移動させたがカウントされる便利な機能がついています。子供の頃はどんな並べでも10分もあれば整えていたかと記憶しますが、多分夢中になっていたので時の経つのを忘れていたと思います。
この遊びは、ルービックキューブの色合わせのベーシック版です。2次元の数字合わせが、3次元に複雑化した立方体ですが、残念ながら途中諦めてしまい1度もすべて合わせたことがありません。マニアであると数十秒で綺麗に整えることができますが、訓練もあるでしょうが一種の想像力が発達していると思います。
図1. 電話と電卓の数値の配列の違いは使いやすさの違いです
図2. 円周率には色々な配列が組み込まれていました