日本カイゼンプロジェクト公認講師の松田龍太郎先生に欧州と日本のカイゼンの違いについてお話いただきました。
松田先生は1953年の生まれでオムロン倉吉(現オムロンスイッチアンドデバイス社)に入社され、技術部門を経て製造部門に異動されそこでトヨタ生産方式の普及をされました。その後コンサルタントに転身され2000年よりドイツを中心に欧州にて数々のコンサルティングを実行されました。
ドイツに限らず数多くの国でのコンサルティングでは言葉が不自由であるにもかかわらず、大きな成果を上げられましたが、その秘訣は言葉を超えた見える化による理解を得たことだそうです。
ビデオをご覧になればお分かりになりますが、日本人だとなかなか思いつかないパフォーマンスを実行されます。しかしこれは海外だから必要だが日本では不要ということでは全くありません。
日本国内といえども外国人や日本人といっても経験が少ない外部人材であることが多い昨今はこの面でのカイゼンは急務です。あうんの呼吸では通じないのです。
そして日本とドイツの生産の現場を比較してドイツが圧倒的に優れている点は、経営者はもちろん作業者のレベルにおいても彼らはいろいろな数値を頭に持っていてそれをベースにカイゼンをしているということだそうです。
日本ではカイゼンは一生懸命にするが、数値の裏付けがほとんどない場合が多いとのことです。このようなことをお教えいただきたいと思います。
松田龍太郎先生のウェブサイト
https://smc-matsuda7.jimdo.com/
日本カイゼンプロジェクトの無料メールマガジンにご登録いただければ、 更新情報を一早くご覧いただけます。