『日本カイゼンプロジェクト』は2019年6月に一般社団法人として設立されました。
以来、優良企業への見学会、マーケット・商品開発、IT化(IOT化)、企業のマッチングなど多岐にわたって活動を行ってまいりました。
当会への入会をご検討されている方に向けて、当会の会員プログラム内容をご紹介させていただきます。
『日本カイゼンプロジェクト』の会員様が得られるメリットは様々。
そのどれもが、御社の課題解決に向けたカイゼンを進めるヒントやきっかけになると確信しております。
日本カイゼンプロジェクトは、企業全体のカイゼンを目標としています。
上司・部下といった個人間の問題のみならず、企業全体でより良い人材を育成するために必要なことを当会で学ぶことができます。
カイゼン実行のスピードとレベルを短期間に集中して向上させることを目的に『カイゼン指導会』を開催致しました。
「コンサルタントを使って経営改善をしたいとは思うのだけど、費用や時間がかかるし成果も確約できないから決断できない…」という経営者の方は多いことでしょう。
その課題について、日本カイゼンプロジェクトの認定講師3名がそれぞれ部署ごとのカイゼンを一日間で実施し、その場で解決できない改善については一月後にどういった成果が出たか発表会の場でそれぞれ発表し、今後の課題をコンサルタントとさらに話し合うといった内容でした。
日本と欧米両者の強みを熟知した松田龍太郎先生と物流改善のスペシャリストの仙石惠一先生と会長の柿内幸夫の3人のコンサルタントがそれぞれの強みを共有化して一日間に集中して一緒にカイゼン指導をするという試みを滋賀県の株式会社ミヤジマにおいて行いました。
その結果、一日改善会は大きな成果をあげることができ、コンサルタント活用法の一つの方法として大きな意味があるということが分かりました。ミヤジマでは全員参加で全体最適のカイゼンを実行することができ、今後のさらなる経営改革のきっかけを得ることができました。
公開カイゼン指導会の様子
日本カイゼンプロジェクトのセミナーや見学会では、様々な企業との交流を図ることができます。
新たな企業との交流や技術協力の足掛かりとしても役立ち、これまでとは全く別視点の問題解決策や技術革新のきっかけとしていただけます。
2019年11月には、各企業様のモノ作りレベルアップのため、そのロールモデルとなる企業の製造現場を実際に見学する『企業のカイゼンin長浜』を一泊二日のツアーとして開催いたしました。
今回は滋賀県長浜市の大塚産業マテリアル株式会社と株式会社シガウッドの2社にご協力頂き、技術開発、製品開発、そして将来を考えたベトナム人研修生の育成システムなどを専門家に頼らず自力で行った事例などを間近に見て頂きました。
当ツアーの特徴として、参加された会員様には見学するのみでなく、積極的にカイゼンのアイディアを募り、見学先の企業様と意見交換をしていただくという点がございます。
これによって、参加企業・会員様相互にとって大変実りある見学会となりました。
優良工場見学会の様子
2023年12月14日、コロナ前とコロナ後で大きな変化があった会員企業6社にご参加いただき、「コロナ前とこれからのカイゼン」をテーマにZoomで話し合い、今後のカイゼンに役立つアイデアソースとしてご利用していただく勉強会を開催しました。
今回ご参加のほとんどの企業がコロナで売り上げを大幅に落としましたが、緊急事態宣言など否応なしの対応で追い詰められたことで、新しい業態への挑戦やデジタル化など思い切ったカイゼンを実行されました。また、コロナ後に起きるであろう大きな変化にどう対応するか、例えば、女性活用を進める設備導入、作図工数を減らし見積を正確に早く実現するための3次元CADの活用など、それぞれ違う業種からの参加なので、多様性に富んだ議論がなされ、多くの方が新たな気付きを得る結果が生まれました。
Zoom勉強会の様子
日本カイゼンプロジェクトでは様々な分野の講師を招いての研修会や企業視察会を行っております。これらのプロジェクトでは、その場でしか得られない有益な情報を手にすることが可能です。
また、日本カイゼンプロジェクトのwebサイトでは、認定コンサルタントの講話動画などを始め、企業改善に役立つ様々な会員向けコンテンツを配信しております。
マーケット・商品開発のノウハウを学ぶことを目的として『小美濃塾』を開催いたしました。
マーケティングから企画・設計・製造・宣伝・販売、そして資金繰りのすべてをほぼ一人で行って成果を出すというプロジェクトを完成された小美濃芳喜先生を講師としてお招きし、これからの世の中の動きと求められるスピード感と緊張感を学ぶことができました。
小美濃塾は開催後、更に具体的な分野へと発展しており、日本カイゼンプロジェクトに所属している企業様から個別で小美濃先生の講義を開催していただきたいとご要望を頂きました。
先日このご希望にお応えし、実際に企業様へ赴き、独自の講義を開催する個別のプロジェクト活動へと発展もしています。
また、この「小美濃塾」では多くの企業に存在する「ICTに対する恐怖感」を取り去り、すべての企業が新しい世界に自力でチャレンジできるようになる取り組みの一歩を踏み出しました。
小美濃塾の様子
運搬の頻度が高く荷物の量が多い、運搬物が大きい、あるいは高精密などで運搬に精度が求められるなど、2024年問題で課題が多いと思われる会員企業6社の方々を対象に、物流の専門家の仙石惠一先生を囲んで2023年12月5日と2024年3月15日の2回に渡りZoom勉強会を開催いたしました。
勉強会は事前に仙石先生より2024年問題が抱えるリスクについての問題提起が行われ、各参加者は自社が抱える問題にかかわる質問を用意して臨む形で行われました。
仙石先生の基調講演の後に質問とそこから始まる自由討議へと続き、それまで想定をしていなかった事態の深刻さに気付き、また思いもよらなかった対応のアイデアに触れることができ、有益な時間となりました。
Zoom勉強会の様子
ビジネスセミナー等に参加するお時間の無い方にも、専門家による貴重な講義を受けていただけるよう日本カイゼンプロジェクトが運営するWebサイトで専門家による講義を動画配信、コラムによる啓蒙活動を行ってまいりました。
また、毎週のメールマガジン配信を使って、認定講師のビデオレクチャーや役に立つビジネスレターを継続的に発信致しております。
Webサイト・動画配信
カイゼンという共通点をお持ちの会員企業の経営者の方々にお声がけして、2022年11月24日と30日に東京駅近くのレストランで、2023年2月3日には新大阪近くのレストランで食事会を開きました。
新商品開発や海外人材養成など話すテーマは硬めでしたが食事をしながらというリラックスした雰囲気の中で会話が弾み、それぞれの方に新たな気付きやアイデアが生まれるということが起きました。
リアルの対面だからこそ得られる心理的安全性がある雰囲気の中で、発想やヤル気を生み出すという創造的な会合となりました。
今抱えている問題はなんとなくわかっているけれど、具体的にどうアプローチすればよいかわからない・・・。
そういったお悩みを抱えている企業様も多いかもしれません。
当会では、会員となっていただいている企業様の問題をヒアリングし、問題解決のためにより具体的にアプローチできるコンサルタントと出会える機会を提供いたします。
日本カイゼンプロジェクトでは、セミナーや見学会に参加するだけでなく、会員様によるセミナーや見学会の立案も可能です。
日本カイゼンプロジェクトが企画・運営するセミナーや研修会と会員様の需要が合わない場合は会員様がリアルタイムに必要な企画を事務局と共に考案することも可能です。
より必要な情報が手に入るため会員様と一緒に様々な企画の運営に取り組んでおります。
毎月会長の柿内がZoomで待機して皆様のご相談に乗ったり、雑談を通じて問題解決を図る場を設けます。
お気軽にご利用いただきたく準備中です。
通常会員 | |
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年会費 | 50,000円(税別) |
次年度以降の日本カイゼンプロジェクトの活動といたしましては、
ビジネスのセミナーや工場見学会はもちろん、
その内容に関しましてもさらにバリエーション豊かに
多くの会員様にご満足いただけるものを提供させていただきます。