- ①入社して欲しい人材はどういう人なのか?
- ・欠点がない人?
- ・仕事ができる人?
- ・明るい人?
- ・誠実な人?
- ・優秀な人?
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人手不足と言いつつも、選ばざるを得ないのが入社の面接であると思いますが、求める人材についてどういった人に入社して欲しいか議論はされていますでしょうか? 入社時点ではわからないことや、選考基準に合致する人が極端に少ない状況になってしまっていることもありますので社内で議論を重ねることが重要だと思います。 技術的な部分、精神的な部分、能力的な部分、性別的な部分なども含めて、検討する必要があります。 また希望する人材はどこにいるのかなども考えてみると良いかもしれません。
- ②求人方法のバリエーションについて
- ・求人票や募集ページの工夫がされているか(仕事内容や職場の雰囲気が伝わるか?)
- ・他社と比べた強味があるか(自社の魅力を言葉で伝えられているか?)
- ・働きたいと思う環境づくりはできているか
- ・同業他社と比べて給料面、福利厚生面はどうか
- ・社員、準社員、パート、アルバイトそれぞれ雇用形態は適切か
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近年、応募が少ないなどの意見を聞く機会が増えてきたように感じますが、10年前と現在では求人の方法も異なる企業も多々あります。適正な場所に求人を出し、会社のアピールはできていますでしょうか?会社の魅力はきちんと伝えてありますでしょうか?就職の際に会社に求めるものなどは年々アップデートされますでしょうか?
働く人の希望という点についても考えてみることで、また別の発見があるのではないかと思います。
- ③すぐに辞めてしまう人から学ぶこと
- ・縦社会の圧力(新人がなじみにくい環境になっていないか?)
- ・優秀な人はキャリアアップの一環(自社で成長できるしくみがあるか?)
- ・責任感の与え方、与えないという選択
- ・やめる理由がわからずカイゼンしようがない点をその後どう捉えるか
- 入社して1年で辞めてしまう社員のことを全て考えるというのは、現実的ではないと思いますが、退職希望者が毎年続くようでしたらもう一度検討してみる必要があるかもしれません。面接時と異なる印象があった可能性もあるからです。面接の際に確認しておく項目の確認、面接時の要望と異なる点はなかったのかの確認など、次回に活かせる部分があるようでしたらそれぞれ確認する必要があるのではないかと考えています。
上記3点の内容を中心に今回は議論していこうと思います。柿内自身の見解をお伝えした上で会を進行していく予定ですので、皆様もそれぞれの内容について事前にお考えいただけますとより良い議論になるのではないかと考えています。
質問やご意見も多数お待ちしています。
皆様の会社に最適な答えが一つでも見つかることを期待しています。