日本カイゼンプロジェクト会長・認定講師による
2022年を迎える今、最も必要なカイゼンとは何か?
それぞれの専門分野における
『今必要なカイゼン』をテーマにした
経営者、カイゼン担当者に向けたセミナーのご紹介になります。
日本カイゼンプロジェクト認定講師
仙石 惠一
『今さら聞けない・・・ 会社サプライチェーンを支える物流の基礎知識』
日程:2022年3月4日(金)
17時〜
セミナー90分、質疑応答30分
セミナー受講料
残念ながら現在、デジタル化において日本は欧米の先進国に後れを取っています。これは問題でありすぐに対応する必要があります。しかし欧米のマネのデジタル化ではダメです。
日本の強みを生かした独自のデジタル化を進め、小さなことから始めて結果として大きな成果を上げることが大切なのです。
最近はデジタルトランスフォーメーション(DX)といった新しい言葉も登場し、大企業でないと無理なのではと恐れを抱く企業も見受けられますが、実はそんなに大変なことではありません。一歩一歩着実に進めて行く方法が身近にあるのです。
それは日本の製造業がこれまで営々と積み上げてきた現場カイゼンの力をベースに進めるDXです。
これまでの時代の日本の経営改革をアナログトランスフォーメーション(AX)と呼ぶとすると、それはカイゼンの実行でした。カイゼンは日本でしかできない独自の技術です。
そのカイゼンをデジタルの力で更にレベルを高くスピードを速くして、結果として経営改革を実現するボトムアップのDXです。それは日本でしか実現できないDXではないでしょうか。
みんなで勉強して私たちに合ったDXを実現しましょう。
上記の点について詳しくセミナーでお話ししたいと思います。
近年デジタル化が進み、DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉がいろいろなところで使われるようになっています。
突然、新しい言葉が出現したので慌ててしまい、間違った対応をしてしまうケースもあるようです。例えば自分たちには全く手が出ないと思い込んで、外部の専門家に丸投げ状態で対応実行を頼んでしまうようなことです。
そうした結果、莫大な費用を請求されて、その上大きな成果を出すことができないということが起きる可能性も大いにあります。
一般的なDXとは違う、私たち日本の中小の製造業にぴったりのDXの導入方法があるのです。
日本の製造業が得意とするカイゼンの力にデジタル化による速度感と情報分析を加えたDXであり、全体最適の経営力を更に強めることができるアプローチです。
日本独自のDX、そして『わが社のDX』のやり方を具体的な資料を使いながら解説いたします。
上記の質問にドキッとしたのであれば一度本セミナーにご参加ください。 日本の産業の弱みの一つが物流への関心の低さ、物流知識の無さにあります。 当然のことですが、経営者はこの状況を打破する責務を負っています。 トップが関心を持たないことについて下に動けということは間違っています。
本セミナーでは経営者が知っておくべき物流の基礎知識について解説します。 今さら部下に聞けないで困っておられる方はぜひご参加ください。 物流をきっかけに経営改革のヒントの一つや二つは見つかるはずです。
これまであまり話題にならなかった物流が、最近は頻繁に取り上げられています。世界的なコンテナ不足でこれまで普通に流通していた物資が届かなくなっています。同様のことが日本でも起きています。
例えばAmazonプライムで注文すると翌日に来るのが当たり前でしたが、最近は翌々日以降になることが起きています。
今まで問題の少ない分野であった物流に大きな変化が起き始めており、これからいろいろな物流問題が顕在化してくると予想されます。
その時に私は物流カイゼンを独立したテーマでとらえるのではなくモノづくりの一環としてとらえることが大切だと思っております。物流の役割は仕入時と出荷時だけではないからです。
そのような観点を持つ指導者はなかなか見当たりませんが仙石惠一先生はモノづくりのご経験も長く、物流と製造が一体となった全体最適のカイゼンをご指導されています。以前に私と合同で物流と製造が一体となったカイゼンのセミナーをしたこともある方です。コストダウンや納期短縮などに大きな成果を期待する経営者の方に是非ともお勧めしたいセミナーです。
コロナ禍をきっかけにしたテレワークが本格的に普及しています。 例えば東京都におけるテレワークの導入率は、初めての緊急事態宣言が発令された2020年4月以降、一貫して50%を上回っており、従業員規模が100人以上の企業では約7割以上がテレワークを導入しています(2021年2月)。 テレワークは自主自律の業務スタイルが基本になります(上司、同僚や部下などが不在の環境で仕事を進めるからです)。現在、テレワークを実施していなくても自主自律の業務スタイルを取り入れていくことが欠かせません。
こういった事情が原因となって、設計からの出図遅れ(結果として顧客への納期遅れ)が生じます。こういう原因をひとつずつ解消していくことになりますが、まずは納期遅れを解消することを優先します。様ざまな問題点はあるとしても、納期遅れに対して効果的な対応をすることで設計チームの活力を生み出すことを目指しましょう。
5S活動は製造現場の自主性と自律性を高めるまさにわが国らしいやり方です。ここで紹介したことも同様なわが国らしいやり方で、進ちょく会議という大きなムダをやめることができます。
津曲先生はプロジェクトマネジメントの専門家です。以前、私の指導先の一社で設計の遅れが多発し、津曲先生に助けを求めたことがありました。プロジェクトを計画通りに進めるための経験やアイディアを多く持ったスペシャリストだと私自身も体験しております。
現場カイゼンは仕事が目に見えるので進みやすいのですが、設計プロセスは見えない部分が多いため、実は会社全体のボトルネックであるにもかかわらずカイゼンが行われていないケースも散見されます。これからの時代に必要な大幅な生産性向上などを実行するのであれば、この設計というすべての始まりの工程の問題を見える化してカイゼンすることが重要です。
当セミナーでは『設計プロセスを見える化する具体的な手法を紹介し、進ちょく会議をやめ、リードタイムを短縮して納期をきちんと守る能力を向上させる』といったテーマの講演ですので、以前、津曲先生のご指導を拝見しましたが、今回のテーマも非常に興味のある内容だと感じております。多くの方のご参加をお勧めいたします。